お姉さんはごみ収集員

現役ごみ収集員女子によるお仕事4コマ。この職業では珍しい女性収集員の視点も交えて「ごみ屋さん」の日常をご紹介。仕事ネタ以外の漫画も随時更新。

refuse collection employees

refuse collection employees

サラリーマン哀歌

どんな仕事にもミスはつきもの。

それは、ごみ屋だって同じ。

 

収集中のミスのひとつに

ごみの取り漏らしがあります。

文字通り、出ているごみに

気付かずにスルーしてしまうのです。

えっ、そんなことあるの?

と思われるかもしれませんが

これがあるんです。

堂々と言うなよ

 

(以下、ごみ屋の裏話と見せかけた

    言い訳タイムとなります。)

 

午前中の収集で回る集積所の数は

集積所の少ないプラごみでも

100~130ヶ所

更に戸別収集化の傾向にある

可燃ごみでは

その約3倍もの数を回ることに

なるのです。

※とある地域の場合。

 都市部及び戸別収集が進んでいる

 地域ではもっと多いかもしれません。

 

それに加え、

夏の暑さでもうろうとしていたり

初めて回るコースだったり

はたまた綺麗なお姉さんが

横を通ろうものなら

1ヶ所ぽーんと抜けてしまうことも

・・・起こり得るのです。

 

この取りもらし、

ミスの中でも結構重いものとなるため

場合によっては

役所から厳重注意を受けることもあります。

 

そりゃそうだ

重たい汚い袋をわざわざ

集積所まで運んでいって

それが回収されないなんて

もう、がっかりですわな。

その上ごみ当番さんは

ずーーっと待たされ続けて

たまったものではない。

 

うう、そうよね、

ごめんなさいね・・・

 

連絡を受けたら午後からであろうと

出来る限りすぐに向かわせて

もらいます。

(帰宅後に連絡を受けたことが

    あります。)

 

しかーし!!

時にはこんなケースも

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 わかってるんだぞ

 

たまに、いやよくいるんですな。

朝○時までに出してくださいねと

なっているにもかかわらず 

後から出しておいて

 

「あの~

    まだ来てないんだけど~~」

 

と言ってくる猛者たちが。

 

とはいえ電話があったなら

そんな事情でも向かいます。

そう、ごみ屋も所詮サラリーマン。

いくら子供に人気があろうと

着ているものがスーツで無かろうと

悲しきかな、中身はいたって普通の

サラリーマンなのだから。

 

~おまけ~

今回の文章(集積所の数のくだり)

を書くにあたって

過去に巡回したことのあった

プラごみ3コース×6パターン分と

可燃ごみ2コース×3パターン分を

グーグルマップと

地域別の収集日程表を頼りに

必死こいて思い出しながら

集積所をカウントしていました。

暇人かな?

 

あれだけ毎日のように走っていたのに

1年もたたないうちに

記憶というものはごっそりと

抜け落ちてしまうのですね。

 

脳の衰えは早いものだと、そして

こんなことならもっと真面目に

仕事しておけばよかったと

つくづく思った初冬の夜でした。